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2022/08/14
リサイタルします!  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

さてさてブログを更新するのを1か月まるまる飛ばしてしまいました(´;ω;`)ウッ…

気分を変えまして・・この度「むらずみ貴子 箏十七弦リサイタル」を開催する運びとなりました!

自分のリサイタルをするなんて一生あり得ないと思っていましたが、人生何が起こるかわかりません。人間というのは勝手なもので「リサイタルするよ」と決めたら気持ちは一気にそちらに向き、今度は「するならもっと早くしとけばよかった」と少し悔まれます。10年以上もまえから師匠に「リサイタルしなさい」と背中を押されていたのに、「いえいえ私なんか・・」と足を踏ん張り続けていた自分がアホやったなぁ・・と反省してます。。

プログラムは全5曲。お琴を知らない人にとっては???な曲が並んでいると思います。私個人の想いで恐縮ですが、数ある箏曲の中で後世に残したいな、知ってほしいな、という曲を選曲しました。

特に「出雲路」は、師匠のたかだ香里が箏曲の中で一番好きな曲ということで選曲いたしました。一箏 たかだ香里 二箏 吉田真理子 十七弦 むらずみ貴子 尺八 坂元奏山 でお届けする予定です。

お琴の生演奏を聴いたことがない人も多いようです。この機会にぜひ聴きに来てくださいね!

ご興味ある方、ご質問がございましたらこのホームページの「お問合せ」からお気軽にお問い合わせくださいね。

2022/06/23
自分をコントロールする  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

さて皆さんは自分をコントロールできてますか?
自分のことなのに自分をコントロールするのは結構難しいです(-_-;)

お琴でいうと、頭では理解してるのに手が思うように動かない・・音が思うように出ない・・歌が思うように歌えない・・いろいろあります。特に年齢とともにどんどん想いとかけ離れていく気がします^_^;

体をコントロールする以外には「感情をコントロールする」というのがあります。こちらは意外と簡単にできますよ!

特に「怒り」の感情は出し入れ自由と言われていて、たとえばヒステリックに子どもを叱っている人でも、突然の電話があると「あら~○○さん、お久しぶり~❤」と平然と変わることができ、電話が終わるとまた怒り出す・・なんてことありませんでしたか?

ということは、いつも機嫌よくすることもできるわけです。(いつも怒っている人もいますが・・)

お琴のレッスン中、実は感情のコントロールをしています。特に子どもは思うように弾けないとイライラを表情に出しますが、私が「イライラしている気持ちが音に全部出てるよ」というと、我に返ったようにスッと落ち着きます。この時子どもなりに感情をコントロールしてるんですね~。可愛いです❤❤

お琴を弾いて感情をコントロールする。。お琴ってすごい!って思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ではまた❤

2022/06/11
母親という存在  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

母親について・・
誰にでも「母」という人が必ずいます。多かれ少なかれ、母親から影響を受けて育っていきます。自分が母親になって、自分の子どもたちに影響を与えているのかどうかは全く分かりませんが・・

私の両親は戦前生まれで、父はほとんど昔のことを語りませんでしたが、母親はもう何百回聞いたかしら、と思うほど自分の戦争体験を(同じ話です(-_-;)語ってくれました。おかげで私は自分の体験のように母の戦争体験を語ることができます(⋈◍>◡<◍)。✧♡

聞いてるときはまたその話かぁ~、と思うのですが母の語り口が面白くて何度でも聞いていられました。

弟、父、と先に亡くなり、私がすぐに行ける距離の老人ホームに入居しました。長年住んだ土地を離れるときも、実家を手放すときも、それはそれはいさぎよくきっぱりと「ええよ。あなたの思うようにして」と言ってくれました。

時にはうるさくて鬱陶しく思い、時には母にしかこの気持ちわかってもらえないな、と思いながら一緒の時間を過ごしました。

私にとっては巨大な岩のような存在感のある母でした。

・・・と個人的な母の話にお付き合いいただきありがとうございました。(命日なのですみません・・)

みなさんのお母さまはいかがでしょうか。親子だから仲良くしなくちゃいけない、、わけではないそうですよ。無理せず。。

ではまた

2022/05/30
礼儀ってなに?  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

さて礼儀とは何でしょう。マナー、礼儀、作法・・なんか同じような感じの言葉です。マナーが悪い、マナーを守りましょう、マナー違反・・こんな言葉もよく耳にします。

私が学んだ現代作法道では「マナーとは相手を想う気働き」です。

相手の立場になって考えることができればマナーはよくなります。こんなことをされたら私だったらどう思うだろう、こんなことを言われたら・・そのうえで、こんな言葉をかけられたら嬉しいな、こうされたら楽しいだろうな、という風に考えて行動すればいいのです。

そして大事なのは、きちんと行動と言葉で示すこと。ただ思ってるだけでは全く相手に伝わりませんよ。「あなたのことを大切に想っています」の気持ちを行動と言葉でしっかり表現することです。行動とは、身だしなみを整え姿勢よく美しい態度で接すること。言葉とはいわゆる正しい敬語を使うことです。

とはいえ、いつでもどこでもまったく同じように自分が知ってる最高の礼儀正しさで接することだけがマナーではありませんよ。

例えば、ざっくばらんな場でひとりだけ礼儀正しく最上級の敬語で話すのはどうでしょうか。浮いた感じになるし「ほら、私はこんなにマナーを知ってるんです。私が正しくてあなたが間違ってる」と相手を責めている感じではありませんか。その場にいる人に不快感を与えたり恥ずかしい思いをさせる、というのもマナー違反です☆彡

お琴の師弟関係における礼儀について私なりの考えでいうと、師匠に対して失礼にあたると思うことはしないようにしています。例えば連絡せずに時間に遅れる、月謝を忘れる、練習せずに稽古に行く、などです。師匠が私のために時間を使ってくださることに対して、できる限りの礼儀はつくすようにしています(^▽^)/

だからといって自分が教える立場になってそこまで求めているわけではありませんが、礼儀とはそういうものだと感じます。

これだからマナーって難しくて嫌いだわ~、なんて言わずに、まずは目の前にいる大好きな人、家族や友達が喜ぶことを考えてみてください。楽しいでしょ♡

写真は琴柱(ことじ)。手前の黒っぽいのは昔のものです。

ではまた

2022/05/14
狂言とお琴☆彡  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

さて、狂言(きょうげん)をご覧になったことはありますか?

能・狂言・歌舞伎・日本舞踊・・・日本には世界に誇れる伝統芸能がたくさんあります。

そのなかでも狂言は、当時の日常を切り取って面白おかしくお芝居にしていて、言葉は昔のままなのに大いに笑えるんですよね。狂言師の方の表現力は本当に素晴らしいです♡

そして狂言の中には、お芝居だけではなく「舞」もあって、この度、プロ狂言師の安東元氏からのお声がけで、狂言小舞「雪山」をお琴で表現してみました。前半は謡に合わせて伴奏、後半は舞に合わせて演奏いたしました。。。といっても実はお琴の音だけ録音しての本番当日に狂言師の方が謡い舞われるのです!その舞台では書道家の方が大筆で歌詞を書いていく、というパフォーマンスも!!

参考までに「雪山」の歌詞です(^▽^)/
「春ごとに 君を祝いて若菜つむ わが衣手(ころもで)に降る雪を 払わじ払わで そのままに 受くる袖の雪 運び重ね 雪山を 千代に降れと作らん 雪山を千代と作らん」

~安東さんの解説~

春が来る度に(1月〜3月)、あなたの大切に想う人の幸せや健康を祈って、春の七草を(七草粥を作る為に)摘みに野へ出ていたら、雪がヒラヒラと降り出して来ました。初めは着物に纏わりつく雪を手で払っていましたが、どんどん降ってくるので、そのまま着物の袂を受け皿にし、雪を集めて雪の山を作ろうと思いました。あなたが大切に想う人が無病息災にまた、安穏に過ごせますようにと、願いながら作る雪の山。このような幸せな時間が続くのであれば、この雪はもっと降り続いて欲しいと願う、素敵なバラードです。


袴姿の男性が扇子ですべてを表現して舞う姿は本当に美しいです♡

【安東さん情報】狂言 古語美(こごみ) 主宰  安東 元 https://kyogen-kogomi.hp.peraichi.com/main

★書と狂言小舞と琴★★なんだかワクワクします(⋈◍>◡<◍)。✧♡
日本の伝統芸能がこれからどんどん広がり世界中に浸透していってくれたら嬉しいなぁ~

ではまた
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