〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です
☆日本の暦豆知識☆2021年9月21日は仲秋の名月です。旧暦8月15日の夜に見えるお月様のことで、一年で一番美しいとされお月見の風習がありますね。湿気の多い夏が過ぎ、空気が澄むこの頃のお月様は格別。部屋の電気を消して虫の声を聴きながらお月様をじっくり味わってみてはいかがでしょうか♡
さて、みなさんは字を丁寧に書いていますか?字を書くときのポイント3つ!
- 丁寧に書く
- 相手を想いながら書く
- 字は自分の分身と心得る
「私は字が下手です」とか「字を書くのが苦手です」という人よくいます。字は「上手か下手か」ではなく「丁寧か丁寧ではないか」です。特に人に読んでもらうものは丁寧に書くことを心がけましょう。字はその人のすべてを物語ります。日ごろの考えや心がけまでがバレバレですよ〜(-_-;) そして丁寧に書いたかどうかは読んだ人がすぐにわかります。
たとえば私の経験でいうと、学生のテストの解答用紙を見るとよくわかります。気になるのは殴り書きのような字の人が結構な確率でいることです。一番目に付くのは自分の名前。長年書き続けて飽きました、といわんばかりの乱暴な字で読めません。名前が読めないなんてもってのほか。さすがに履歴書やエントリーシートではそんなことはないでしょう。
では履歴書だと丁寧に書くけど、解答用紙はどうでもいいのでしょうか。。。こことても大事!
乱暴な字を人に見せる・・これは見る人に対する無礼でもあります。相手の人は「自分を見下している」「バカにされてる」と感じるかもしれません。実際、私が殴り書きの解答用紙を目にした時もそうでしたから😢
相手のことを大事に想いながら書くと丁寧になるはずですよね。読む人を想像して「この字を見たらどう思うだろう」と想像してください。
この「相手の気持ちを想像する」というのはマナーの基本中の基本です。いつどんなときも字を丁寧に書く習慣をつけましょう。
さてお琴の場合も同じで、お琴も乱暴に弾くと音に全部出ます。きちんとお琴と向き合って「弾きたい」と思って弾いているのか、めんどくさいな〜と思って弾いているのかは最初の一音でわかります。その音で弾かれたお琴がどんな気持ちか、その音を聴いた相手の人はどう思うだろうか、と想像することはすごく大事なことです。
そしていつどんなときも丁寧にお琴と向き合うことができるようになることが上達の一歩でもあります。
ではまた。
写真はお琴と楽譜。お琴は龍の化身です。