〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です
☆日本の暦豆知識☆2021年10月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。気温が下がって霜が降り始めるころ。。のはずですが地球温暖化が問題の現代ではまだ半袖でも十分過ごせるほどの陽気ですね。私は10月末生まれですが確かに子どもの頃の誕生日は寒かった記憶があります。
さて前回からの「コロナ禍で対面レッスンを続ける意義」第2弾。
子どもたちは、コロナで修学旅行は延期、延期の末に中止、運動会は学年別、給食は黙食と聞いたりすると胸が苦しくなります。人に近づくな、マスクをつけなさい、あらゆる規制の中で小さな心が悲鳴を上げているように感じます。
そんな中、お琴教室のお子さまが増えてきました。嬉しい限りです♡ お琴を弾きたい!と思ってレッスンを始めた子は、目がキラキラしていて素直なまっすぐな心でお琴を弾きます。お琴を弾いている時間はお琴にめちゃくちゃ集中しています。そんな子たちを見ていると「対面レッスン続けていてよかったなぁ」と思います。
お琴に集中している間は余計なことを考えなくていい時間で、今の子どもたちに必要な時間のような気がします。
お琴は子どもたちにとって習い事の一つですが、習い事とはただ単にスキルを磨くだけが目的ではなく、先生と自分の「1対1」の学びの場として社会のルールやマナーを身につけていく場所でもあります。それに加えてお琴であれば音楽的知識、演奏技術、集中力や想像力、協調性などあらゆる力を身につけることができます。
コロナ以降オンラインレッスンやネットで演奏スキルのノウハウだけを教える情報は山のようにありますが、対面レッスンすることである程度の緊張感の中で集中できる空間に身を置くことが今の子どもたちには必要な気がしてなりません。
私たち大人が、人々に不安や恐怖を感じさせるばかりのメディアに振り回されず、未来ある子どもたちが希望をもって明るくまっすぐに成長する場を作らなければならないと感じます。
そして私むらずみとしてはお琴でその手助けができるならこんなに嬉しいことはありません(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ではまた
写真は十七絃。ふつうのお琴より大きいです。音は魅力的な低音♡