兵庫県西宮市の礼儀作法も学べるお琴・三味線教室です 阪急夙川駅・JRさくら夙川駅より徒歩6分 明るく清潔感あふれるスペースで和楽器を楽しみましょう

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2022/02/23
ええ塩梅(⋈◍>◡<◍)。✧♡  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

もうすぐひな祭りですね。写真は鈴のおひなさま♡教室に飾ってます☆彡

さて、「ええ塩梅やなぁ~」という言葉、使いますよね。。今の若い人たちはあまり使わないかもしれませんが(-_-;)

「エンバイ?」「シオウメ?」と思ったそこのあなた!「あんばい」と読みますよ。

料理の塩加減から転じて、物事や体調の具合の事を指します。

「塩」と「梅」。まさしく梅干しを漬けるときの塩加減のことです。私自身、数年前から梅干しを漬けるようになって知ったことですが、梅の重さの13%以上の塩を入れなければ腐るそうです。かといって大量の塩を入れると塩辛いだけの梅干しになります。今でこそ割合がはっきり出ていますが、きっと昔の人は経験の中でその割合を見つけ出したんでしょうね。ちょうどいい塩加減・・・

何事も「ちょうど良い」が一番です。お琴の演奏も力を入れすぎてもダメ、抜きすぎてもダメ。手も体もリラックスしてちょうどいい「塩梅」の力で弾くと素晴らしくよく響く音が出ます♡いい音が出たときは気持ちいいいです(^^♪

以前聞いた話。。。いま皆さんの周りにいつもいる人たち、いますよね。親、兄弟、家族、友人、上司、同僚・・・その人たちは今のあなたにとって「ちょうどいい(塩梅の)人」だそうです。

嫌なことを言われて腹が立ったり、悲しくて泣きたくなったり、辛くて苦しかったり・・人生いろんな目にあいますがそのすべてが「今のあなたにちょうどいい」んだそうです。

そういわれて??と違和感を感じた人は、今の人間関係を一度見直してみてはいかがでしょうか。

「いまの」あなたにちょうどいいのであって、「未来の」あなたにはふさわしくない人かもしれませんよ。将来どうなりたいか、を考えるきっかけになるかもしれません♡

ではまた


2022/02/11
検校さんって?  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

さて検校って知ってますか?そもそもなんて読む?

「けんぎょう」と読みます。八橋検校(やつはしけんぎょう)はお琴では有名な「六段の調べ」の作曲家です。

古典曲の作曲者によく出てくる「検校」さん。八橋検校はじめ、菊岡検校、八重崎検校、松浦検校・・私は長い間、当時流行していた名前だと思っていました。(今でいう「翔太」「健斗」みたいな・・(-_-;)

これは実は位の名前です。さかのぼること平安時代。琵琶や箏を教えていた盲人に官位を与えたのが始まりだそうです。江戸時代にはしっかりした盲人の組織が存在し「検校」は最高位。優秀なエリートさんです。検校のほかに、勾当(こうとう)、別当(べっとう)、座頭(ざとう)などがあります。

「座頭」といえば・・・あの勝新太郎さんの「座頭市」(若い人は知らない^_^;) 「座頭」の位の「市さん」という意味だそうです。そういえばあの方は盲目の浪人さんでメチャメチャ強くて悪者を退治してくれてましたね♡(子どもの頃のおぼろげな記憶ですが・・)

ではまた♡