〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です
もうすぐひな祭りですね。写真は鈴のおひなさま♡教室に飾ってます☆彡
さて、「ええ塩梅やなぁ~」という言葉、使いますよね。。今の若い人たちはあまり使わないかもしれませんが(-_-;)
「エンバイ?」「シオウメ?」と思ったそこのあなた!「あんばい」と読みますよ。
料理の塩加減から転じて、物事や体調の具合の事を指します。
「塩」と「梅」。まさしく梅干しを漬けるときの塩加減のことです。私自身、数年前から梅干しを漬けるようになって知ったことですが、梅の重さの13%以上の塩を入れなければ腐るそうです。かといって大量の塩を入れると塩辛いだけの梅干しになります。今でこそ割合がはっきり出ていますが、きっと昔の人は経験の中でその割合を見つけ出したんでしょうね。ちょうどいい塩加減・・・
何事も「ちょうど良い」が一番です。お琴の演奏も力を入れすぎてもダメ、抜きすぎてもダメ。手も体もリラックスしてちょうどいい「塩梅」の力で弾くと素晴らしくよく響く音が出ます♡いい音が出たときは気持ちいいいです(^^♪
以前聞いた話。。。いま皆さんの周りにいつもいる人たち、いますよね。親、兄弟、家族、友人、上司、同僚・・・その人たちは今のあなたにとって「ちょうどいい(塩梅の)人」だそうです。
嫌なことを言われて腹が立ったり、悲しくて泣きたくなったり、辛くて苦しかったり・・人生いろんな目にあいますがそのすべてが「今のあなたにちょうどいい」んだそうです。
そういわれて??と違和感を感じた人は、今の人間関係を一度見直してみてはいかがでしょうか。
「いまの」あなたにちょうどいいのであって、「未来の」あなたにはふさわしくない人かもしれませんよ。将来どうなりたいか、を考えるきっかけになるかもしれません♡
ではまた