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2023/04/14
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

ながらくブログを更新せず申し訳ありません。

インスタとフェイスブックに週1ペースで情報を発信しています。ぜひフォローしていただき最新情報をご覧くださいね💛



2023/02/01
☆コンサートご報告☆  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


大変ご無沙汰しております(-_-;)すっかり年も変わりはや2月。二十四節気「大寒」らしく、ここ関西の阪神間でも雪が何度もちらつきました☃


1月はコンサートが2つあり、私としては練習三昧の年末年始でした。。。いやいや、ちゃんと大掃除からのおせち作り→年越しそば→紅白の石川さゆりに感動→その前の桑田さんやYOSHIKIにも感動→ジャニーズのカウントダウンで年越し♡→そして元旦はひたすら食っちゃ寝・・は、いたしました(^▽^)/

1月15日は毎年開催される「新春邦楽コンサート」
28年前の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた芦屋市で開催されています。邦楽界で活躍されている豪華なゲストをお呼びしてのコンサートは、評判が評判を呼び年々お客様が多くなりつつあります。邦楽ではありえないほどのお客様の多さにゲストの先生方も驚きながら「こんなにたくさんのお客様に聞いていただけるなんて」と大変喜ばれます。今年ももちろん2階席も開けての大盛会でした♡来年も開催しますので、お近くの方はぜひ足をお運びくださいね💛

そして1月29日は、打って変わっての隠れ家サロンでの小さなコンサート。(博佑居https://www.instagram.com/ongaku_salon79/
オーナーは可愛らしくパワフルな女性で、自身もピアニストとして活動しながら閑静な住宅地の一軒家を改装し人が集まる空間を提供されていています。

このコンサートでは、尺八の谷林紹山氏とふたりで「春の海」「春うらら」など、春を待ちわびる気持ちを曲にのせてお届けしました(^▽^)/。コンサート後はお客様と和食をいただきながらの歓談タイム。花の香りがするお酒も少しいただきました。

ではまた

2022/11/24
☆リサイタルご報告☆  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


たいへんご無沙汰してしまいました(-_-;)
その間に3つのイベントが終了しましたが、まずは10月13日のリサイタルにつきまして♡

リサイタルするよ、するよ、と言っておきながら、終わってから今まで音沙汰なく申し訳ありません。
当日は、たくさんのお客様にお越しいただき夢のような時間を過ごしました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ありがとうございました。

師匠がかねてからの体調不良のため、当日は降板となってしまいましたが、姉弟子が見事に代演を務めてくれました。私個人としては演奏面での反省点は山盛りありますが(-_-;)、共演者、お琴屋さん、ホールスタッフの方に助けられて無事終えられたことに感謝感謝です。

なにより、会場いっぱいのお客様とともに同じ時間を過ごせた喜びは、絶対忘れられない一生の思い出になりました♡♡本当にありがとうございました。

「私がリサイタルなんて」と言っていた1年前のことを思うと不思議な感じがして・・人生はおもしろい!!生きることは修行だと思っている私ですが、神様はこうやって時々ご褒美をくれるんだなと感じました(´∀`*)ウフフ もうちょっと頑張って生きていきます。

ではまた



2022/09/11
リサイタルします!③ ~神仙調舞曲~  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

2022年10月13日のリサイタルで演奏する曲について想いをつづります💜の2回目

~神仙調舞曲~(1951年正月 東京で作曲)
「しんせんちょうぶきょく」と読みます。作曲者は唯是震一(ゆいぜしんいち)です。

「神仙」というのはドレミでいうと「ド」の音で(ABCでいうと「C」)主音を神仙の音で調弦されている曲、という意味でこの曲名になったのかな、と思います。箏の曲の多くは「D」を主音としていますので、一音低くなると雰囲気がガラッと変わり、そのあたりも作曲者のこだわりがあるのだと思います。(はい、凡人の私には未知の領域です・・)

曲は3楽章からできています
第一楽章【羽根つき】 お正月に子どもたちが楽しそうに羽根つきをしているようす
第二楽章【提灯行列】 作曲者の唯是氏が子ども時代を過ごした北海道で、七夕に子どもたちが提灯(ちょうちん)を手にして歌い歩くようす
第三楽章【アイヌの子の踊り】 同じく唯是氏が子どもの頃、北海道のアイヌの村を訪れたときの思い出

北海道出身の唯是氏自身の子どもの頃の思い出の風景を切り取ったような、どこか懐かしく可愛らしさが漂う曲で、どの楽章もそれぞれ小品として綺麗な曲です(^▽^)/

唯是震一(1923~2015) 箏演奏家であり作曲家。「組曲 長崎十二景」は竹久夢二の絵に着想を得た作品で、坂東玉三郎によって舞踊化され何度も演じられているそうです。(ウィキペディアから引用)

ではまた


2022/08/26
リサイタルします!②~百花譜~  

〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜

夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です


今回より、2022年10月13日のリサイタルで演奏する曲について想いをつづります💜

~百花譜~
「ひゃっかふ」と読みます。作曲者は沢井忠夫(さわいただお)。生徒さんにチラシを渡したときに「曲名も作曲者名も全然読めません(-_-;)」と言われました。そうですよね。。私も最初はそうだったはず・・初心を忘れてました(-_-;)

この曲は、箏と17弦の二重奏で、日本の四季それぞれを花のイメージで描かれています。百花繚乱で色彩豊かな春、夏はタイサンボクの大きな花のけだるいような香りをイメージ(沢井先生の自宅にタイサンボクの木があったそうです)、日本人にとって特に音楽的、絵画的な秋の風景(変わりゆく葉の色や虫の声々)、冬は寒椿に羽毛のような雪が降りつもるさま、濃い緑の葉と深紅の花、白い雪のコントラスト。沢井先生独自の視点、独自の音楽表現が見事です。平凡な私の頭では絶対思いつかない、表情豊かでダイナミックなカッコいい曲です!

今回17弦を担当する小原あゆみは、実は4年前にも一緒に弾いた相方です。産休中だった彼女を半ば無理やり?引っ張りました(-_-;) どうしても彼女ともう一度この曲で舞台に立ちたかったのです♡ 親子のようなコンビですが、息がピッタリ合った演奏をお聞きいただければと思います♡

沢井忠夫(1937~1997) 箏演奏家であり作曲家。沢井箏曲院創始者。1985年  ネスカフェゴールドブレンドの「違いがわかる男」テレビCMに出演。今でもコンサートやコンクールで頻繁に演奏される作品を数多く残すも、1997年4月1日、59歳の若さで亡くなる。

次回は神仙調舞曲です。
ではまた



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