兵庫県西宮市の礼儀作法も学べるお琴・三味線教室です 阪急夙川駅・JRさくら夙川駅より徒歩6分 明るく清潔感あふれるスペースで和楽器を楽しみましょう

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2021/06/22
母国語を美しく話しましょう☆  
〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

☆日本の暦豆知識☆
2021年6月21日は夏至(げし)。1年の内で昼間が一番長い日です。夜の8時くらいまで薄明るく子どもの頃帰りが遅くなって叱られたことを思い出します^^; 近年では「キャンドルナイト」といって照明をつけずにロウソクの火で夜を過ごす、というイベントが人気とか。

さて今回は「母国語を美しく話す」というおはなし。
日本語に限らず、きちんとした言葉を身につけた人は美しく見えます。欧米では服装がどんなにみすぼらしくても言葉がきれいな人は上流階級の人とみなされるそうです。

まさしく「言葉は人なり」で、話し言葉が美しい人は美しい生き方をしていて、誠実で教養があり尊敬できる人、という印象を持ちませんか。印象だけではなくその判断は正しいです。

最近よく耳にするのは男女問わず「うまっ」(おいしいという意味)という言葉。「うまい」は本来男性が使う言葉です。綺麗な女性からこの言葉を聞くと本当にがっかりします。「お里が知れる」とはよく言ったものです。

また「うっせえわ」という歌が流行ったりしてますね。歌のタイトルだとわかっていても、この言葉はもし自分に向けられたとしたらすごく傷つきます。子どもたちが場面を考えず使っているとしたら怖いことです。

日本語は語彙が大変豊かです。自分のことを言うだけでも「わたし、わたくし、わて、あたし、おれ、ぼく・・・」まだまだありますよね。

国際化する社会でつい外国語の習得に目を向けてしまいがちですが、せっかく言葉豊かな日本に生まれたのですから、まずは美しい日本語を話す凛とした日本人を目指しましょう!!

当教室では、お琴を通じて言葉遣いなどのマナーもお伝えしています。またマナー教室も開講していますのでどうぞお気軽にお問合せくださいね。

ではまた♡

★写真は  夙川箏コンサートより「春の海」 尺八  マイケル・コネリー  箏  むらずみ貴子★

2021/06/06
梅干しの季節が来ました♡  
〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

☆日本の暦豆知識☆
2021年6月5日は芒種(ぼうしゅ) 蛍が飛び交うようになり梅の実が色づくころで、絹糸のような雨が降ることが多くなります。今年は例年よりずいぶん梅雨入りが早かったように思います。

さて、梅の実が色づく・・ということは、梅干しを作る季節でもあります!

私事ですが、自家製梅干しをかれこれ5年ほど作っていて、今年もすでに漬けました!まったく興味がなかった私が作り始めたのは、単に「そこに梅の実があったから(*´艸`*)」

今の時代、インターネットの先生が絶対失敗しない方法を懇切丁寧に教えてくださり、おかげさまでおいしい梅干しが初年度から完成したわけです(^o^)丿

1回きりのつもりが「梅干しは作り始めたら3年は作らないといけない」と言われ、作り続けているのですが、今思うと、なぜ3年なのか?1回でやめたらどうなるのか??など疑問点はありますが、とにかく続いてます♡

先人の知恵とはいえ、そのままでは食べられない梅の実を塩漬けにして食べられるようにした日本人は やっぱり素晴らしい♡心から感謝です♡♡

そして思うのは・・昨年来のコロナ騒動で右往左往し大騒ぎしている人間と比べると、自然界はその生命を繋ぐ作業をいつも通りに粛々と続けているわけです。自然界から見習うことがたくさんありますね☆☆

ではまた。。


2021/05/19
カエルが池に飛び込む音って?  
〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

☆日本の暦豆知識☆
2021年5月21日は「小満(しょうまん)」 万物が成長して天地に満ちる頃です。麦畑が黄緑色に色づき収穫期を迎えます。

さて、田んぼに水が張られるとそろそろ「ゲロゲロ・・」と聞こえてきますよね。カエルの鳴き声を聞くと私は子どもの頃を思い出して懐かしくなります。雨上がりの放課後、友達とおたまじゃくしを見つけに行ったりカエルを捕まえたり・・

松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」という有名な句があります。池に ’ぽちゃん’ とカエルが跳びこむ音に風情を感じる。。感じますか?

風情を感じる、という方は日本人の心をお持ちです!池に落ちる「ぽちゃん」という音、そしてカエルの声、そのほかにも虫の声を聴いたり川のせせらぎを聞いたりしたとき、日本人は四季折々の風景を思い起こし「そろそろ梅雨やなぁ」「夏も終わりやなぁ」「心地ええなぁ」「風情があるなぁ」と様々な想いでその音を聴きます。

この感性は日本人特有のものらしく、外国人にとってはただの雑音なんだそうです。四季を大切にし丁寧に暮らす日本人ならではの感性を大事にしましょうね♡

ではまた。。

2021/05/02
モチベーションを維持するのはむずかしい?  
〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

☆日本の暦豆知識☆
2021年5月1日は八十八夜。立春から数えて八十八日目にあたります。「八十八夜の別れ霜」の言葉通りこの日以降は農作物の霜害はなくなり三日後には「立夏」を迎えます。「夏も近づく八十八夜〜♪」と唱歌でも歌われるようにこの時期は茶摘みが最盛期で新茶がおいしい季節ですね(^o^)丿

さて今回のテーマは「モチベーション」
直訳すると「人が何かをする際の動機付けや目的意識」ですが、簡単に言うと「やる気」です。

この「やる気」が結構厄介な感情で、たとえばせっかくお琴のレッスンに通い始めても
  • 最初の頃の熱量がさめてしまう
  • 慣れてくると目移りして他が良く見える
  • 始めてみたら思っていたことと違う
  • 思い描いていた成長や結果が出ない
  • 自分に向いていない、と思い始める

こうなってくると、お金がもったいない、時間がない、など、都合のいい言い訳をてんこ盛り考えて辞めてしまう。。

世界で活躍する一流のプロフェッショナルでもずーっと同じレベルのモチベーションを維持することなんて無理です。みんな多かれ少なかれ、しんどいなぁ、いややなぁ、って思う日もありながら過ごしています。

モチベーションが下がる、いわゆるやる気が起きない状態になる原因の一つは、目標設定が高すぎること。
「あんなこともこんなこともできるようになりたい」「しかも最短距離で」というのは虫が良すぎるお話です。

まずは小さな「できた」体験を積むこと。そこから「練習したらこんなことができた」という自信になり、この自信は「わたしはこれでいいんだ」という自己肯定感につながります。

細〜く長〜くモチベーションを保つとかならず成長の結果が見えてきます。ぜひそこまで頑張ってみてくださいね〜!(^^)!(お琴だったら私がお手伝いします!)

☆写真は沢井忠夫作曲「百花譜」演奏☆



2021/04/14
ワクワクする練習って?  
〜すべての子どもたちに一生残る美しい音とことばを〜
夙川ミュージック&カルチャーのむらずみ貴子です

☆日本の暦豆知識☆
2021年4月20日は「穀雨(こくう)」です。穀物に必要な雨がたっぷりと降り注ぐ頃です。タケノコが旬を迎え食が進みます(´∀`*)ウフフ

さて今日は「ワクワクする練習」というお話です

練習、というとなんだか苦痛を伴うものとか辛いもの、というイメージではないでしょうか。何かを始めてみたものの、練習しなければならない、となると途端にやる気を失い3日坊主でやめてしまう。そのうち、どうせ3日坊主で続かないんだから、と始めることすらしなくなる。。はい、気持ちは痛いほどわかります。私もそうですから(-_-;)

続かない原因の一つは目に見える成果がすぐに出ないこと。イラチの関西人としては全くもってそのとおり!

でも考えてみたらそんなに人生甘くありません。

21日間(3週間)続けられたら習慣化できる、という説があるそうです。私なりの解釈でいうと、何事も最初はなかなかうまくできませんが、徐々にでき始めてきたと自覚できるのが3週間後くらいだと思います。人は何でもできるようになると嬉しいし楽しくなります。ここまで来たら続けられるということだと思うんです!

また、「練習せねばならない」と、〜ねばならない、になると義務になってしまって苦痛を伴います(-_-;)たぶん・・

そこで、私なりのコツを2つお伝えしますね♡(お琴に限りますが)
  1. 1時間後の私は今より絶対弾けるようになってる、と思いながら練習する
  2. その曲を聞かせてあげたい人の前で弾いている自分を想像する
これだけのことですが不思議とワクワクしながら練習している自分がいたりしますよ。皆さんも試してみてくださいね(^o^)丿

 ☆写真はお琴とお琴の楽譜☆

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